充電方法もこのところ進化を遂げ、必ずしも充電ケーブルが必要ではなくなってきていますが、近い将来にはWi-Fi経由でiPhoneの充電ができるようになっているかもしれません。
Wi-Fiでデータ通信をしながら充電もできる時代が到来か
ニュースメディア『IFLSCIENCE!』によりますと、ワシントン大学のVamsi Talla博士は、「Power over Wi-Fi(PoWiFi) 」と呼ばれる方法により、電源にデバイスを直接接続することなく、Wi-Fiルーターから発せられる電波によって充電できる方法を確立し、この技術はすでに、Wi-Fi通信をしながらのデバイス等を充電するという二足のわらじでの実証実験に関しても成功したと伝えられています。
最新の研究では、Jawboneの活動量計「Up24」が2.5時間で0%から41%まで充電できたということも伝えられており、今後の研究の進み方次第では飛躍的に進化した技術として我々の家庭に届けられる日もそう遠くはない未来かもしれません。なお、気になる充電中のデータ通信速度の変化ですが、Wi-Fiルーターを通じて充電をしている際でも、通信品質は低下しないこともあわせて伝えられています。
今年5月には空気から電磁波を集めて充電するというiPhoneケースを紹介しましたが、こうした画期的な技術により、将来のiPhoneは電源ケーブル・アダプタ等がなくなってしまっているかもしれませんね。
Source:IFLSCIENCE!、http://iphone-mania.jp/news-93493/
(クロス)