さまざまな噂が飛び交っている4インチのiPhone「iPhone6c」ですが、同モデルはA9チップを搭載し、Apple Pay対応のためのNFC技術を搭載するとの新たな情報が、Apple情報では定評のあるKGI証券のMing-Chi Kuo氏からもたらされました。
iPhone6cの価格は400~500ドル
KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone6cは「iPhone5sのアップグレード版」という位置づけで、すでに報じられているようにボディは金属、カメラ機能は既存のエントリーレベルのiPhoneと同クラスになると述べています。
ただしKuo氏によると、CPUはA9となり、Apple Payに対応するためにNFC技術を搭載するとのことです。また価格は新興市場や低価格iPhoneを求める層に訴求するため、400ドルから500ドル(約4万9,000円~6万1,000円)程度に設定されると予測しています。
出荷開始時期は2016年3月~4月が有力
出荷開始時期については2016年初旬と見ており、3月~4月頃が有力だとしています。2016年の出荷台数については2,000万台程度で、iPhone売り上げ全体の8~9%を占めるというのがKuo氏の予想です。
従来よりも早い時期に出荷開始することで、例年iPhone売り上げが鈍化する期間をなくすというメリットが、Appleだけでなくサプライヤー側にもあると、Kuo氏は指摘しています。このスケジュールでいくと、iPhone6cの組み立てが始まってから1四半期後に、「iPhone7」の受注が開始されることになるからです。
カラーオプションは2、3色
iPhone6cは一見iPhone5sとよく似ていますが、カバーガラスがiPhone5sのように完全にフラットではなく、iPhone6やiPhone6sと同じくカーブしたものになるなど、細かなデザインは変更される見通しです。またカラーオプションについては、2、3色になるとKuo氏は予測しています。
Source:AppleInsider、http://iphone-mania.jp/news-94293/
(lunatic)